5ステップで分かる!5%のリターンを目指す資産運用の正しい始め方

資産4億@個人投資家GOD ライター : 資産4億@個人投資家GOD

お金を運用する実際の方法について紹介していきます。正しい方法自体は機関投資家でも投資初心者の方でも、基本的に共通で合理的な手順があります。決して難しいものではありません。

具体的な運用手順の前に、そもそもなぜ投資をするかを考えておきましょう。投資はリスクがつきものとよく言われますが、このリスクとは「減るかもしれないし、増えるかもしれない」ということです。
ただ、減るかもしれない商品に無理をして投資をする人は少ないかもしれないので、リスクプレミアムという報酬が上乗せされています。株式でリスクを取ると、平均して金利プラス5%程度のリターンが得られるかもしれないとおおよそ考えておきましょう。

投資が人生の重要な課題を解決してくれるなどとは考えず、働きながら、同時に増やせるかもしれない趣味として捉える程度で取り組むのがいいかと思います。四六時中相場のことを考える必要もありません。 以上を踏まえて、正しい手順として左の6つのステップで計画を立ててみましょう。基本的には「ほったらかし」のスタンスでOKな実践方法です。

■お金の運用6ステップ
1.家計を把握する
投資に回すお金は自分の資産全額ではなく、生活の資金と分けて計画する

2.資産配分を決める
国内株式や外国株式など、大まかな資産の配分を決めておく

3.商品を決める
手数料が安いベストな商品を可能な限り広い範囲から決める

4.DC、NISAなど税制メリットを活用
個人型確定拠出年金(iDeCo)やNISAなど、税制優遇のある制度を活用する

6.売りたいときに売る
相場が良いときを狙って売るのは難しい。お金が必要になったときに、必要量売ろう

ステップ1.家計の状況を知る

投資を始めるにあたってまず確認したいのは相場ではなく、自分の家計状況です。どのような資産と負債があって、いくらくらいの収入と支出の見込みがあるかを可能な範囲で把握します。そうして、お金の運用でどれくらいのリスクを取ることができるかざっくりと見通しを立てます。具体的には、当面必要になるかもしれないお金を生活に必要な資金として、生活費の3ヵ月分程度を普通預金で置いておきます。残った当面使わないお金を、運用するお金と把握します。

この「運用するお金」は、リターンを狙うリスク資産と、減らさないための安全資産(無リスク資産)に分けます。「次にリスク資産について、金額を決めます。目安として、「1年で投資額の3分の1くらいの大損をするかもしれないお金」として把握しましょう。一方でリターンについては、「平均的に銀行預金より5%利回りが高い」ものとして、損失を許容できる範囲で買える金額を設定します。 無リスク資産は、頻繁に出し入れするお金は銀行の普通預金に、当面使わないお金は個人向け国債の変動金利0年満期型で運用しましょう。

ステップ1.おさらい
まずは生活に必要な資金を確保しておく
あくまで目安だが、生活防衛資金として3ヵ月分の生活費は別途確保しておく。そのうえで、次にリスク運用資産は「1年で1/3に減る」最悪のパターンを考えて金額を決め、安全資産の配分も決める。

 お金の工面に悩む人
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ステップ2.資産配分を知る

次に「運用するお金」のリスク資産について、どういった資産配分にするか決めます。基本的な考え方は、「最もリスクとリターンの効率がいい組み合わせ」を選びます。

まず外国債券は為替リスクなどのリスクが大きいわりには、期待できるリターンが小さいことからリスク資産からは外します。低金利が続く債券は将来の金利上昇に伴う値下がりリスクが心配な状況なので、当面は債券を省略して差し支えないと考えます。「すると、リスク資産の配分としては国内株式と外国株式の組み合わせということになります。機関投資家の運用方針を参考に、ここでは「5:5」の配分で内外の株式に投資することをおすすめします。
とはいえ、そういった株式に直接個別株を選んで投資するわけではありません。プロにお金を預けて、自分の代わりに運用してもらう投資信託を選びます。投資では「卵をひとつのカゴに盛るな」ということわざがありますが、投資信託は分散投資しやすいのもポイントです。

リスク資産の金額の考え方は前ページで紹介した通りです。

ステップ2.おさらい
国内と海外を半々で保有して組み合わせる
投資の世界では「分散投資で運用を安定化する」という考え方がある。リスク資産の配分は単一ではなく、複数の資産に分散して、大きく増やす可能性も減るが、大きく減らす可能性も抑える運用を目指そう。国内と海外の株式「5:5」の組み合わせを指標にしよう。

ステップ3.商品を決める

手数料が最安のインデックスファンドを国内株式と海外株式の投資信託を選ぶにあたって、まず注目したいのは手数料です。販売手数料が0円であることだけでなく、信託報酬(運用管理手数料)が安いものを選びましょう。
商品選択の基準は基本的にこれだけです。過去の運用実績はあくまで過去のものであり、これからのパフォーマンスとは無関係だというのが金融研究上の常識です。

国内株式については、現状では「上場インデックスファンドTOPIX」、海外株式は「ニッセイ外国株式インデックスファンド」などの手数料が安い。なお前者は東京証券取引所に上場しているETFで株式のように売買が可能です。STEP5で紹介しますが、個人型確定拠出年金などの税制メリットを活用する場合、金融機関によってはこれらの商品が選択できない場合もあります。その場合は最安の手数料のインデックスファンドを選びます。

ステップ3.おさらい
信託報酬(運用管理手数料)が安いものを選ぶ
過去の運用実績はあくまで過去のものであり、将来的なパフォーマンスとは無関係

ステップ4.税制メリットを知る

運用口座によって、大きな税制優遇が受けられることもあります。NISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)は運用益が非課税で、iDeCoは掛金が全額所得控除になるのも大きなポイント。通常では売却すると運用益について8・315%が課税されます。
投資枠の制限はありますが、これがすべて非課税になるので最大限活かしましょう。

ステップ5.売りたいときに売る

売却するタイミングは、「お金が必要になったとき」です。相「場をみて最適な売り時を見極めるのはプロでも難しく、おすすめできません。損失が出ていても必要なら思い切って売ります。

投資をしたあとは、基本的にはほったらかしでOKです。味気ない言い方かもしれませんが、「お金に縛られずに、本業で真面目に働く」ことが、お金を増やす基本であると覚えておきましょう。

ステップ5.おさらい
相場をみて“売り時”を決めてはいけない
人生にはいろいろなタイミングでまとまったお金が必要なときがあります。相場に振り回されず、お金が必要になったときに必要量を売る心構えを。

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