ストレスと病気の関係&スマホは心身へ悪影響を与える原因になっている?

 ライター : youloopedia

ストレスは様々な病気に関係しています。ストレス自体をなくすことはできませんが、自分のストレスの状態を把握して対処することを病を防ぐ方法として大切と言われています。

自分のストレス度をチェックして、まず自分の状態を把握することから始めてみませんか?

ストレスを抱えている人は年々増加

長時間労働や強いストレスが原因でうつ病などの精神疾患を発症し、労災認定を受ける人の数が年々増えています。2016年度は過去最多で、人が認定を受けています。

精神疾患による労災を申請する人の数は増え続けています。2016年度には1500人以上が労災の申請をしました。2001年度が加人でしたから、この5年ほどの間に約6倍にも増えていることになります。

ストレスの影響を受けているのは、仕事をしている人だけではありません。これだけ忙しくて複雑な社会になると、学生、主婦、高齢者など、誰もがストレスを抱えています。

スマホがストレス悪化と関係性している?

スマートフォンの普及も状況の悪化に関係している可能性があります。スマートフォンは便利ですが、ちょっとした時間にいつも画面をのぞき込んでいると、つくられた世界の中でアップダウンを感じ続けることになってしまいます。

人がリフレッシュできるのは、自然と触れ合ったり、お風呂に入ったりするなど、画面上ではないリアルな現実と接したときだと考えられています。それが失われると、ストレスによる悪影響がどんどん大きくなっていってしまう可能性があるのです。

 スマホがストレスに影響している
スマホがストレスに繋がる可能性も

ストレスの原因は「環境の変化」や「日々の積み重ね」

ストレスの原因は主に大きく2つに分けられます。1つは人生を左右するような大きな出来事で、もう1つが、小さくても日々積み重なるものです。

人生を左右するような大きな出来事とは、家族の死や災害などのつらい出来事だけではなく、結婚や就職、入学など、一般にはよい出来事とされているものも含まれます。 例えば、希望する学校や会社に入ることができても、生活が急変すると、新しい環境に適応していかなければなりません。その負担が大きくて適応できなくなってしまったり、あるいは逆に、環境に適応しようと無理に頑張りすぎる過剰適応になってしまったりすると、どちらもストレスになってしまいます。

一方、一つ一つはストレスが小さくても、日々積み重なるものが、いつの間にか大きなストレスになってしまうことがあります。大きな出来事に比べると、すぐには気付きにくいのですが、積み重なると心と体にさまざまな問題が生じてきます。

ストレスの原因まとめ

人生を左右するような大きな出来事
環境の変化は人にとってストレスになる。そのため、よい出来事もつらい出来事と同様にストレスの原因になる。
例:家族の死、会社の倒産、失業、結婚、離婚、別居、妊娠、出産、転職

日々積み重なるもの
気付かないうちに負担となっているもの。一つ一つは小さなことでも、たまっていくと大きなストレスになる。
例:職場の苦手な人、仕事のノルマ、満員電車、夫婦ケンカ、育児、過労

ストレスの影響で起こる心&身体の異変

ストレスがたまると、イライラしてつい食べすぎたり、飲酒量が増えたりすることがあります。便秘や下痢など、体の不調が現れてくることもあります。心身の不調の現れ方は人それぞれですが、これらは、ストレスがたまっていることを示す大切なサインでもあります。

ストレスの蓄積が関係する病気の種類は多く、ストレスはまさに「万病の元」であるといえます。ストレスが病気を引き起こすのには、次のような3つのルート(経路)があると考えられています。

 ストレスは身体や行動に影響を与える
ストレスは身体や行動に影響を与える

1.生理的ルート

「生理的ルート」とは、自律神経、ホルモン、免疫といった体の機能によるルートです。
ストレスがかかると自律神経のうちの交感神経が緊張した状態になり、血圧が上昇します。また、ストレスホルモンが分泌され、その状態が続くと、血圧や血糖値などが上昇し、血管にも影響を及ぼします。胃酸の分泌が増えて胃や十二指腸に潰瘍ができることもあります。

さらに長期化すると、体を守っている免疫の働きが低下し、さまざまな病気になりやすくなります。

2.行動的ルート

「行動的ルート」とは、飲酒量が増える、やけ食いをする、といった行動が現れます。
過度の飲酒は肝臓に悪影響を及ぼし、食べすぎると体重が増えるなどして、生活習慣病の心配が出てきます。

3.情動的ルート

「情動的ルート」とは、ストレスがたまると、気分が落ち込んだり、イライラしたり、不安になったりします。脳の深いところには大脳辺縁系という感情や記憶をつかさどる部分があります。ストレスがたまると、この部分が影響を受け、感情のコントロールがうまくいかなくなり、抑うつ気分や不安を引き起こしやすくなります。

これらのルートは、お互いに複雑に絡み合っているため、ストレスがたまると、さまざまな病気にかかる可能性が高くなります。

ストレスの反応は三者三様

同じレベルのストレスを受けていたとしても、ストレスに感じない人もいれば、すぐに心身の不調が現れる人もいます。
ストレスの反応は、生まれつきの体質や生育環境、行動や考え方が影響すると言われています。

自分だったらどのように対処すれば...という内容については、次回で詳しく紹介します。


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