ストレスが溜まりやすい人は「生まれつきの体質&育った環境」が影響している

 ライター : youloopedia

前回「ストレスと病気の関係」にて、ストレスの原因やストレスの影響で起こる心&身体の異変について、ストレスが病気を引き起こすのには、「3つのルート」があるということを紹介しました。

こちらでは、ストレスへの反応が三者三様である理由について、より詳しくみていきます。

ストレスへの反応は生まれつきの体質が影響?

同じようにストレスを受けていても、あまり変わらない人もいれば、すぐに心身の不調が現れる人もいます。こうした反応の違いの要因として、1つには「生まれつきの体質」があると考えられています。

脳の中の不安や緊張に関係している物質のもともとの量の違いにより、うつ病の発症率に差があるとする報告もあります。

幼少期に育った環境もストレスに左右

生まれつきの体質以外に、生育環境も関係します。幼いころに虐待やネグレクト(育児放棄)、いじめなどのつらい体験があると、うつ病などを発症しやすい傾向があることがわかっています。
反対に、適度な愛情を受けながら育った人は、ストレスに対して強い傾向があります。

生まれつきの体質や生育環境は大きな要因ではありますが、それがすべてではありません。「日頃の行動のしかたや考え方」も大きく関係しています。

育ってきた環境は帰ることができませんが、日頃の行動パターンや思考パターンは、自分で変えることができます。適切にストレスに対処するためには、自分のストレス度を把握することから始めましょう。

ストレス度は数字でチェックする

どのくらいストレスがたまっているのかを自分でチェックできる簡単な方法があります。
それは、1日の終わりに、自分の余力がどの程度残っているかを、0~%で表し、それを手帳やカレンダーなどに記入していく方法です。

 ストレス度は手帳やカレンダーに数値をメモ
ストレス度は手帳やカレンダーに数値をメモする習慣をつける

「ストレス度合い」を可視化しよう

例えば、「化粧を落とす気力すらない→0%」「録画したドラマを見る余力がある→8%」といった具合です。 あまり深く考えず、直感で記入するようにしましょう。また、その日の出来事や感想などを書き添えておくと、あとで振り返る際に役立ちます。

数字で記入することにより、ストレスがたまっている度合いを「可視化」することができます。「自分のストレスの程度を把握することで、休息をとるか何かするかを決めるなど、適切に対処することも可能になります。頑張りすぎてストレスで心身に支障を来すことのないように、自分でストレスを調整していくことができるようになるのです。

ストレスホルモンは大きく2つ

ストレスの種類によって分泌されるストレスホルモンが2つあります。最後に、ストレスホルモンについてみておきましょう。

アドレナリン(頑張るときに分泌される)

■いつ分泌される?
仕事のノルマや締め切りに追われている、家事と育児や介護というように同時にいくつものことをしている、といった“頑張っている”状態が続くと分泌されると考えられる。

■身体に起こる変化
体の反応を引き起こす心拍数や血圧、血糖値などを上昇させ、心臓や血管に影響を及ぼす

コルチゾール(我慢するときに分泌される)

■いつ分泌される?
満員電車での通勤・通学や人づきあい、騒音など、日常生活のなかで何かに対して“我慢している”状態が続いているときに分泌されると考えられる。

■身体に起こる変化
心の反応を引き起こす落ち込みや不安を引き起こし、うつ病などの心の病気につながる

次回は、前向きなストレス解消法「コーピング」のポイントを紹介します。
自己嫌悪なし!ストレス解消法「コーピング」のポイント&おすすめ方法

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